薄い和紙とはさみを主に使い、切り出した後に着色を行う特徴のある剪紙です。
単色の切り絵とはまた違った趣きがあります。
「剪紙(せんし)」とは、中国の切り絵・切り紙のこと。一般的には紅い紙でめでたい
モチーフを題材に切り、春節(旧暦のお正月)や結婚式など、めでたい時に飾られます。
他にも中国には様々な特色ある剪紙が各地にあり、デザインナイフを主に使って作成
されるものや、色鮮やかな剪紙を特色とする地方もあります。
中国では「剪」という言葉が「切る」という意味を表し、
鮮やかな色が施された切り絵のことを「染色剪紙」や「点染剪紙」などと呼びます。
この剪紙の技法を基本に、重ねたり、からめたり。同じ作品が世界に二つと存在しない、
私らしい彩色剪紙の世界を広げていきたいです。
切って、切って、つなげていきたい。